会社員の方は、年々上がっている社会保険料を高いと思いますか?
「社会保険料を安くする方法」という動画を見させていただきました。
動画の中で「社会保険=実質の税金」、給料の手取りが増えない原因と言われているくらい高いと言われていました。

しかも累進課税で、年収が高い人ほどリターンが少ない。
累進課税とは、収入の多い人や遺産の多い人ほど、より高い割合の所得税や相続税が課される仕組みのことです。
https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-01/cat-small-02/8992/



社会保険料は年々上がっている
社会保険料は増えているのに、もらう年金は減っている。
おまけに、給料は中々上がらない。
動画から抜粋します↓
10年間の社会保険料の負担額は年収700万円の人で、約20万円も増加している。



手取り34.8万円の人の場合、2014年の段階で21.8万円。更に2043年の段階で17.7万円。
10%以上減っています。



会社員と個人事業主の保険・年金の違い
事業主と会社員で入る保険と金額が違います。
・事業主
国民健康保険(課税所得に応じて金額が変わる)
国民年金(固定)
・会社員
健康保険(4~6月の給料に応じて変わる)
国民年金(固定)
厚生年金(4~6月の給料に応じて変わる)
雇用保険(4~6月の給料に応じて変わる)
労災保険(4~6月の給料に応じて変わる)






そして、もらえる年金は年々下がっている。
社会保険料を減らす方法


いくつか調べてみた方法や動画で紹介されていた事を紹介します。
方法①:4月~6月の勤務や残業を少なくする
4月~6月の給料を元に計算しているなら、4月~6月の給料(残業)を減らしたり、出勤回数を減らすと社会保険の負担を減らす事ができますね。
社会保険料は4月から6月の給料の平均を基に、その年の9月から決定される決まりとなっています。
社会保険料の適正化を考える時に、4月から6月の残業代を抑えることが有効です。
https://ns-1.biz/report01-24.htm
残業が元々少ない会社や、出勤回数や時間が決まっている場合はあまり意味がないかもしれませんね(^^;)
方法②:「会社員+個人事業主」
会社員の税金(所得税・住民税)の場合は「給料ー控除=課税所得」→控除を増やせば税金は減らすことができる。
しかし、社会保険は給料にかかるので控除が使えない。






つまり保険料を抑える事ができる。
※ただし、税金(所得税・住民税)の方は、負担は増えるので別途節税対策が必要。






一番の理想形:会社員の給料は社会保険加入の最低金額+個人事業の収入
・雇用期間が1年以上見込まれる事
・賃金の月額が8.8万円以上である事
・学生でない事
動画で紹介されていた例
週に20時間~35時間会社で働く(地域や職場の給料・条件による)
↓
働く時間が短ければ、会社員としての給料が減る
↓
健康保険・労働保険・年金が安い、保険料は半分会社が負担してくれる
↓
個人事業ではしっかり稼ぐ(この分は社会保険の負担増加なし)






社会保障の恩恵を受ける+自分で稼ぐ力を身に付ける
↓
・会社に依存しない生き方を勉強できる
・社会保険料を上げずに収入を増やせる
私にとって都合の良い勤務日数を計算
ある程度稼ぐ力(スキル)が身に付いたら、社会保険加入条件を満たすフリーターっていうのもいいかもしれません。



900円×35時間×4週=月額給料126000円になってちょうどいい感じですね。
まとめ
・社会保険料は高い
・年々上がっている
・給料の手取りは減っている
・もらう年金は今後少なくなる
↓
対策:社会保険加入ギリギリの時間で働く+個人事業
社会保険の恩恵を受けながら、個人事業で沢山稼ぐという両方の良いとこどりをする。
(ただし、個人事業の方での節税は必要)
4月~6月の残業を減らすというのも良いですが、減ったとしても少しかもしれませんし、会社員で、どうしても忙しい時期は融通が利かないかもしれません。



これが社会保険料を減らす一番の対策ですね。
どうせ将来もらえる年金は少なくなるわけだから、今はなるべくお金を自分で貯めて(節税して)将来のために使いたいですよね。


