電気会社を変更できる事をご存じですか?
会社によりますが、ほとんどが無料で切り替える事ができます。
(※電力会社によって、契約の縛り期間がある場合あります)
一人暮らしの私は電気会社を変更することで、毎月の電気料金が約500円ほど安くなりました。

現在使っているlooopでんき
追記:2022年7月現在、looopでんきは契約を停止しています。
「looopでんき」という電気を使っています。契約の縛りなし。
あまり電気を使わない人(一人暮らしなど)や契約電流が大きい家庭にはオススメの電気会社です。
looopでんきのよくある質問引用↓
契約期間は、供給開始日以降1年契約の自動更新となります。
契約期間内に契約を解除されても、解約金は発生いたしません。
電気料金の計算は一般的に‥
「基本料金(契約電流によって変わる)+従量単価=毎月の電気代」となっています。
(※他に再エネ発電賦課金、±燃料費調整額というものが加算されます)
燃料費調整制度とは、火力発電のための燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動に応じて毎月の電気料金を調整し、価格変動を電気代に反映させるための制度です。 燃料費調整制度により調整された額が「燃料費調整額」として、普段私たちが支払っている電気料金に含まれています。
再エネ発電賦課金とは、太陽光、風力、バイオマスなどの自然の力を利用した再生可能エネルギーによって発電された電気を一定の期間・価格で電力会社が買取する制度として、2012年7月1日から開始されました。
また、電力会社が買取に要した費用(買取費用)は、社会全体で再生可能エネルギーを普及・拡大させていくために、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として、電気をご使用になる全てのお客さまにご負担いただいております。
http://www.hepco.co.jp/home/price/recyclable_promotion/recyclable_promotion.html
https://blog.eco-megane.jp/%E7%87%83%E6%96%99%E8%B2%BB%E8%AA%BF%E6%95%B4%E5%88%B6%E5%BA%A6/
looop電気は基本料金が0円の代わりに、従量単価が他の電気会社より少し高くなっています(3円~6円ほど)。



料金シミュレーションができるので、検針票を用意して計算してみる事をオススメします。
↓
追記:2022年6月より値上げされました。
おうちプランの場合:値上げ前29.5円→値上げ後32.0円
(ほくでんの場合は、1~120kwhまで23.97円/kwh)
「ほくでん」と「looopでんき」料金の比較
引っ越し最初の1か月は「ほくでん」を使っていたので、「ほくでん」と「looopでんき」の2020年4月分料金を比較してみます。
4月を選んだ理由:30日分の料金だったからです(他の月は29日分や34日分でした)。
期間:2020年3月11日~2020年4月9日(30日)
契約電流:20A
使用電力量:37kwh
(※税込み計算、小数点以下は切り捨て)
looopでんきと違って、ほくでんは120kwhを超えると、従量単価が高くなるんですね。
ほくでんの場合(従量電灯B)
基本料金682円+従量単価23.98円×37kwh=1625円
looopでんきの検針票を元に、再エネ発電賦課金と燃料費額調整額をプラスします。
ほくでんは1680円となりました。
looopでんきの場合(おうちプラン)
基本料金0円+従量単価29.5円×37kwh=1091円
looop電気料金1091円+再エネ発電賦課金(2.95×37kwh)109円+燃料費調整額(‐1.46円×37kwh)54円=1146円
looopでんきは1146円。
ほくでん1680円-looopでんき1146円=534円
looopでんきの方が、534円安いという結果になりました(^^)
追記:2022年7月値上げされた現在の価格を比較
※2022年6月(20A・45kwh)でシミュレーターで計算してみると‥
ほくでん従量電灯B:2002円
looopでんき:1569円
↓
2002円ー1569円=433円お得という結果になりました。
約100円差が詰まってしまいました(^^;)
2人暮らしの場合(2020年の情報)
オール電化ではない2人暮らしの場合の計算もしてみました。
実家で親と住んでいる時(2人暮らし)は、1か月100kwh前後だったので、それで計算してみます。
契約電流は30Aです。
〇ほくでん(従量単価B)
基本料金1023円+従量単価23.98円×100kwh=3573円
電気料金3573円+再エネ発電賦課金(2.95×100kwh)295円+燃料費調整額(‐1.46円×100kwh)146円=3722円
〇looopでんき(おうちプラン)
基本料金0円+従量単価29.5円×100kwh=2950円
電気料金2950円+再エネ発電賦課金(2.95×100kwh)295円+燃料費調整額(‐1.46円×100kwh)146円=3099円
ほくでん3722円‐looopでんき3099円=623円
623円安いという結果でした。
変更手順
検針票の用意
↓
WEBで申し込み
↓
スマートメーターの切り替え
↓
電気会社切り替え
私の場合は、こんな流れでした。切り替えまでに約1か月かかりました。
支払いはクレジットカードのみ。
引っ越しして1か月「ほくでん」を使い、looopでんきに切り替えました。
1か月待ったのは、検針票が必要だったためです。
ほくでん契約中に契約電流を15A→20Aに変更(looopでんきではやってくれないようです)。
あと、電気会社切り替えの時にスマートメーターの交換が必要でした。
元々付いているメーターによっては、交換が必要ない場合もあるようです。
アンペアの変更は、元の電気会社(私の場合は ほくでん)に電話1本でOK↓
http://www.hepco.co.jp/home/contract_change/cc03.html
他に気になっている電気会社
電気は携帯電話やガス会社の組み合わせで、お得になる事があります。
例えば・・
「都市ガス+都市ガス電気」をセットで使う→〇%割引や従量単価が少し安い。
ソフトバンクスマホ+ソフトバンクでんき+ソフトバンク回線をセットで使う→スマホと回線が割引など。



〇楽天でんき
・looopでんきと同じく基本料金が0円
・20A以下は契約できない
・楽天ポイントを貯める事ができる
・溜まったポイントで電気料金が支払える
・キャンペーン時は数千ポイント貰える
北海道の従量料金が1kwh当たり30円となっていて、0.5円looopでんきより高い所が欠点。↓
追記:こちらも2022年値上げされています。
値上げ前30円→値上げ後34.2円
毎月50kwh使ったとして、月25円高くなる。25円×12か月=年間300円高い。
毎月の平均電気料が1500円として、7ポイント(楽天でんき分)+15ポイント(楽天カード分)=毎月22ポイント
22ポイント×12か月=年間264ポイント
300円‐264ポイント=‐36円
キャンペーンで貰えるポイントは嬉しいけど、使い続けるとややマイナスになりますね。
まとめ
私のオススメは、基本料金0円の
・looopでんき
・楽天でんき
‥ですが、色んな電気会社のサイトにある料金シミュレーションを使って、計算&比較したら電気料金が安くなる可能性があります。
電気代を節約したい方は検針票を用意して、ぜひお試しください(^^)
最初の変更は手間かもしれませんが、その後は何もしなくても年間数千円~数万円の節約になる可能性があります。